アスペルガー症候群(ASD)の僕が、考えたこと。

高校一年生の3月に、アスペルガー症候群と診断されました。

統合失調症を「よくする」方法。

統合失調症について、考えてみました。
僕自身、4年前に統合失調症にかかり、3ヶ月半入院しました。
また、それより前に、アスペルガー症候群と診断されました。


かんたんな言葉で書いてみますが、むずかしかったら、ゆっくり読んで下さい。
一度に全部読まなくても、わからなくてもいいです。あくまで僕の考え方です。

3つの提案

(1)お薬は、きちんと飲もう。
(2)不安になったら、周りの人と先生に相談しよう。
(3)統合失調症は、「治らない」けど、「よくなる」。

順番に説明します。

(1)

統合失調症は、心の病気、脳の病気と言われています。

だけど、脳は体の一部です。

だから、かぜ薬が効くように、統合失調症の薬は、脳に効きます。

脳に効く、なんて言ったら、怖いかもしれません。

でも、薬で良くなる人はいます。

よくならない人もいるけど、よくなるかもしれないなら、飲む方がいいと思います。

副作用が怖い、って言う人がいるかもしれません。

でも、副作用で困ったら、先生に相談してください。薬を調整してくれます。

これについては(2)でも説明します。

とにかく、飲まないで苦しいなら、まず、先生が出したとおりに、飲んでください。

(2)

統合失調症の人は、こじつけが得意なことが多いです。僕もそうです。

だから、「わたしが苦しいのは悪魔のせいだ」と考えるのです。

普通の人は、あまり考えないか、考えても、すぐ忘れます。

一人で考えたことは、間違いかもしれません。

だったら、不安になったら、まず、家族、友達に相談してください。

家族は、お医者さんじゃなかったら、専門知識はありません。

でも、「なにかおかしい」と気づくことはできます。

そこで、「おかしいよ」って言われたら、次に病院に行ってください。

まだ病院に行ったことない人、通院中の人、どっちもです。

あなたの考えてることは、間違いじゃありません。でも、本当にそうかはわかりません。

「悪魔」なんて、いないのかもしれません。それは、病院の先生が判断してくれます。

(3)

統合失調症は、なる人とならない人が、遺伝で決まっていると言われています。

(遺伝:親から受け継いだもの。親が統合失調症じゃなくても、なることはあります。)

遺伝したものは、基本的に、死ぬまで変わりません。

だから、統合失調症は、治りません。

でも、だからって不安にならないでください。

僕は、統合失調症で、3ヶ月半も入院しました。

でも、あの頃よりはマシで、入院はしていません。通院はしています。

入院してください、よりは、通院しましょう、のほうが、「症状が軽い」と、先生は判断しています。

だから、統合失調症は「よくなる」のです。

「もうだめだ」と思わないでください。あなたの病気は、いつか「よくなる」かもしれません。


僕には医学の知識がないので、間違っていたら言ってください。